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「第69回ぎんが祭」観覧記_15

ひととおり校内を見終えたので、校長室へ電撃訪問する。管理棟入口から入ろうとすると 事務職員に制止された。理由を話して取り次いでもらう。 篠原校長先生はちょうど在室しておられ、アポ無しでの突然の訪問に快く応対していただ いて嬉しかった。 校長室で 30 分ほど話を伺う。後夜祭のイルミネーションが 30 年前から始まった事。この 年の文字は「LOVE、ARIKO、HERO」であったこと。校長先生はすべて正確にご存じで驚く。良き伝統がいつからどのような形で始まり、受け継がれ、続いているのか、 校長先生以下現役の生徒まで深く浸透していることが判ってとても感動した。

校長室で見せていただいた校内誌「RADICAL]。自分たちが卒業した直後に創刊された。 その内容はかなり完成度が高く驚く。その辺りで売られている雑誌と比べても遜色ない。

昨年(第 68 回ぎんが祭)の後夜祭イルミネーションが掲載されていた。 「タイセツナ、キミト、スゴシタ、コノヒビハ、トハニノコル、1ページ」 目がウルウルしてくる。

校長室での面談を終え、ご厚意に甘えて、管理棟の二階を校長先生自ら案内していただいた。懐かしい職員室(国語、数学、英語)の中まで入って見学する。あの職員室は、自分にとっては、先生方より呼び出しがあり文字通り「首を洗って」行った場所であってあまり良い思い出が無い。その後、潰された渡り廊下の貫通部分に新設された印刷室、放送室、旧生徒会室跡など見せていただく。放送室の佇まいは昔とほとんど変わっていなかっ た。 また、生徒会室と放送室(制御室)の間にあった不思議な小窓はベニヤ板で閉塞されていた が、ちゃんと残っていた。 自分たちの学年で新体操をやっていた関原さんが、現在蟻高国語科の現役教員として母校で勤務されておられる。折角来たので挨拶を試みたがお留守であった。校長先生があちらこちら電話して探してくれたがどうやら校内に居ない模様。残念でした。(関原さんはご結婚されて宮坂先生となり、本年度は主に進路指導室におられるとの事)

<つづく>

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